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将棋のルールを知って始めよう!

将棋の駒の動かし方とルール

 将棋を知らない方のために、駒の動かし方や最低限知っておく必要のあるルールを説明します。

【このページの内容】
・駒の動かし方、並べ方(すぐ下)  ・将棋のルール1(当たりまえのことですが)
将棋のルール2(成りについて)  ・将棋のルール3(反則・禁じ手)

駒の動かし方

飛車(飛) 
 縦と横の四方にどこまでも進むことができます。ただし、他の駒を飛び越すことはできません。
竜王(竜=成飛車)
 飛車の動き方に加えて、斜め4方向に1マス進むことができます。
角行(角)
 斜め方向(四方)にどこまでも進むことができます。ただし、他の駒を飛び越すことはできません。
竜馬(馬=成角)
 角の動き方に加えて、縦、横4方向に1マス進むことができます。
王将(王・玉)
 縦、横、斜めの8箇所に1マス進むことができます。
将棋将棋
金将(金)
 縦、横4箇所と斜め前2箇所の合計6箇所に1マス進むことができます。
(⇒金は成れません)
銀将(銀)
 斜め4箇所と前1箇所の合計5箇所に1マス進むことができます。
銀、桂、香の成
(成銀、成桂、成香)
 銀、桂、香が敵陣に入って成ると、成銀、成桂、成香となり、金と同じ動きになります。ただし、もとの動き方はできなくなります。
 ちなみに裏の文字は金の崩し字です。
桂馬(桂)
 前方2つ目のマスの左右2箇所に進むことができます。他の駒を飛び越すことのできる唯一の駒です。
香車(香)
 前方のみにどこまでも進むことができます。ただし他の駒を飛び越すことはできません。
歩兵(歩)
 前方に1マスだけ進むことができます。
と(と金=成歩)
 歩が敵陣に入って成ると、と金となり、金と同じ能力を獲得します。「と」は金を極限まで崩した字体。さらに崩すと「、」になる。

駒の並べ方

平手戦
 対等に勝負を争うのを平手戦といいます。王将にはよく見ると「王」と「玉」があり、上手(上級者)もしくは年配者、後手番(あらかじめ決まっている場合)が王を取るのが礼儀となっています。
ハンデ戦
 力の差がある場合は、その棋力差によって香落ち(左香)、角落ち飛車落ち飛香落ち(香は左のみ)、二枚落ち(飛車角落ち)、4枚落ち(飛車角香落ち)、6枚落ち(飛車角桂香落ち)などがあります。

将棋のルール1(当たりまえのことですが…)

1.一手ずつ交互に、駒の動かし方のルールに従って駒を動かします。
2.一つのマスに1個しか駒は存在することができません。
3.相手の駒の置かれた場所に駒を動かすと、その駒を取ことができます。取った駒は盤上から取り除いて、駒台に乗せます。
4.相手から取った駒は、自分の手番のときに盤上に自由に打つことができます。
5.自分の番のときは必ず、一つだけ駒を動かす(将棋では指すという)か、駒台の駒を1個だけ打つかしなければならない。二手連続指すことや、パスすることはできません。
6.相手の王将を取れば勝ちです。その前に相手が投了の意思表示をすれば、やはり勝ちです。

将棋のルール2(成りについて)

1.自分から見て下3段までを自陣といい、上3段を敵陣といいます。王と金以外の駒が敵陣に入ったとき、あるいは敵陣に打ってから一度も動いていない駒が初めて動いたときに、その駒は成ることができ、駒の威力を増すことができます。敵陣から外に出たときも成れます。成った駒は裏返します。(駒の動かし方参照)
2.敵陣に入っても成らないこともできます。駒を裏返さないことで、成らないことを意思表示します。ただし、1、2段目の桂や、1段目の香、歩はそれ以上動けないので、必ず成らなければいけません。
 ※銀や、三段目の桂、香などが、金になるよりも、もとの動きのほうが有効と判断した場合、不成(成らず)とすることがよくあります。
3.敵陣に駒を打つときは、成った状態で打つことはできません。
4.成らない状態で敵陣から出た駒は、もう一度敵陣に入るまで成ることはできません。
  また一度成った駒は、敵陣から出てもそのままずっと成った状態でいなくてはなりません。
5.敵の成った駒を取っても、駒の性能は元の(オモテの)ままです。

将棋のルール3(反則・禁じ手)

1.行き先のない駒の禁止
 盤上の駒を動けない状態にしてはいけません。具体的には敵陣1段目に桂、香、歩を打ったり、成らずにしたりすることはできません。2段目の桂ももちろんダメです。
2.二歩の禁止
 同じ縦の列に歩を二つ置くことはできません。実際には歩を打つときに限られますが、その列に自分の歩があるかどうかは常に気をつけましょう。プロでも稀に二歩を打って反則負けになることがあります。なお、と金については歩とみなさないので、同じ縦列に歩を打つことができます。
3.打ち歩詰めの禁止
 王を詰ますときに、最後に手持ちの歩を打って詰ますことは禁じられています。禁じられているのは王がどうやっても逃げられないときだけで、打ち歩による王手が禁じられているわけではありません。また、盤面にある歩を一つ進めることによって詰みになる場合は、OKです。打ち歩詰め禁止の場合と混同されやすいので覚えておきましょう。
4.王を相手の駒の利きにさらす手の禁止
 王を相手の駒が動ける場所に移動させるのは、自殺手になるので禁止されます。王手がかかっているときに、それを回避しないのも禁じ手です。その他、自分の駒が動くことによって王手の状態になる場合も、禁じ手になります。
5.王手による千日手
 千日手とは同一局面が繰り返し出現することで、どちらかが王手をかけている場合は、王手をかけている側がその手を変えなければならないというルールがあります。
 王手ではない千日手については、アマ初段以下ではまず起こりえないので説明を省略します。
6.待ったの禁止
 一度指した手はいかなる理由があろうと変更できません。つまり、待ったは反則ということです。たとえ気心が知れた人同士の遊びでも、待ったをする癖がつくと強くなりません。
7.その他
 駒を間違って動かした場合や、打ってはいけないところに駒を打ってしまった場合も、待ったができない以上は反則負けとなります。プロでも、先の読みに集中するあまり、うっかり間違えて反則負けになることがごく稀にあります。
 でも、アマ同士が遊びで指している場合はご愛嬌ですから、この場合の待ったは友達を失わないためにも許すべきでしょう。ただし、アマといえども将棋大会では許されません。
 なお、「王手」は声を出して言わなければならないと思っている人がいますが、これはルールではありません。初心者への思いやりが、ルールと勘違いされるようになったのでしょう。



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