大脳を活性化する様々なパズル&クイズ
知識中心のクイズと、推理力中心のパズル。あなたの好みはどちら?
クイズやパズルは、勉強のように苦痛を感じることもなく、自発的に楽しみながら脳を鍛えることができ、完成したときの達成感があるのでおすすめです。ところで、クイズとパズルの違いをご存知でしょうか? クイズ(quiz)は英語で「(人に)質問をする」「テストをする」という意味があるのに対して、パズル(puzzle)は「(人の)頭を悩ませる」「困惑させる」という意味があります。
つまり、クイズは知識があるかどうかを問うこと、あるいは知識を土台にした論理的推理を伴う質問をすることを指します。
一方、パズルは知識の有無を問うものではなく、与えられた情報を組み合わせたり、推理したり、ひねったりしないと答えられないような、考え悩ませる問題ということになります。
クイズは必ず言葉が必要になりますが、パズルはルービックキューブやナンプレ(ナンバープレイス/数独)のように、やり方さえ理解すれば、まったく言葉の介在を必要としないものもあります。
ただし、クイズは出題形式によってはパズル的な要素を加えることもできますし、押しボタンにより時間を競ったり、別のゲームと組み合わせることによって複雑化したりすることができます。
またパズルも、クロスワードや漢字パズルのように、知識の有無が重要になるものもあります。両者は連続しており、完全に別個のものではありません。
パズルは、解ける喜びが脳を育てる。時には「悩む」ことがストレスを解消。
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いくら考えてもわからない。考える糸口さえわからない。そんな状態のときは、脳は考えているフリをしているだけで、実際は休止状態になっています。やはり、初めのうちはあまり努力しないで解けるレベルの問題をやるべきでしょう。解けることによって脳が喜び、活性化してくるのです。
ところが人間というものは厄介なもので、あまりやさしい問題では満足しなくなります。パズルというくらいですから、少し困らせてくれなければ意味がない。適度に悩むことに人は喜びを感じるのです。少しずつ難しい問題にチャレンジし、やがて奥義を極めることになれば本望です。
実生活の悩みはあまり歓迎されませんが、パズルの悩ましさなら、自らすすんで入っていくことによって、逆に日常のストレスを解消することができます。まさに、毒をもって毒を制す。脳にとっては、知性と感情の両面でパズルの効用があるわけです。
〔大脳を活性化する様々なパズル&クイズ〕の内容雑学クイズは好奇心を活性化、推理力も養う 雑学とは広く浅い、バラバラな知識をたくさん持っていること。何ごとにも好奇心を持つ人は脳が活性化します。雑学パズルは推理の要素があるものが脳に効果的です。 クロスワード・パズルで脳を鍛える 古典的でありながら今なおパズルの王様であるクロスワードは、雑学や日本語のボキャブラリーを問うだけでなく、直感力や推理能力も駆使する、脳の総合格闘技です。 ナンクロ(ナンバークロスワード) ナンクロはヒントのないクロスワードで、同じ数字の枠には同じ文字が入るというのが唯一のルール。ひらめき脳と論理脳によって推理していくのが醍醐味です。 ナンプレ(ナンバープレイス/数独)入門 3×3のマスが縦横3枠ずつ並んだ合計81のマスに、1~9の数字を入れていくパズルで、推理力を養います。入門者のために、初歩のテクニックを解説しています。 漢字・熟語パズルで〔教養+ひらめき+論理的推理力〕を養う 漢字パズルは、漢字力そのものが試されるだけではなく、問題形式によってはカンやひらめき、論理的推理力などが必要になってきます。 ルービックキューブは頭のスポーツ 1980年代にブームになった6面体のカラーパズルが、頭のスポーツとして復活しました。「6面完成攻略書」つきで販売されているので、だれでも楽しめます。 |